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津波表示板(tsunami sign)津波避難場所表示板・地震避難場所標識
注意:下に掲げた津波水位表示や標識の中には東日本大震災発生以前に撮影されたものもあります


インドネシアの津波警戒表示板

ハワイ島の津波標識

上の写真は東日本大震災前の2010年2月撮影:山村(岩手県宮古市田老港近くの崖に示された津波水位標識)
 
筆者うしろのがけ中腹、白い表示は上が明治三陸大津波(約15m)、下が昭和三陸大津波(約10m)の高さ(岩手県宮古市田老)
明治三陸津波:田老村死者1,867人(死亡率83%・全戸流失)、昭和O陸津波:田老村死者792人(死亡率44%・362戸中358戸流失)
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、田老地区には18mの津波が襲来した

下の画像は震災直後の田老港(中央奥が津波水位表示の崖)

東日本大震災後の田老港(中央奥が津波水位表示の崖)/2011年3月・撮影:山村

岩手県宮古市田老町・震災後の標識

 
岩手県宮古市役所前の電柱に掲出された津波到達標識


 岩手県宮古市重茂(おもえ)姉吉(あねよし)地区の津波標識
”高き住居は児孫の和楽、想へ惨禍の大津波、此処より下に家を建てるな”
明治三陸地震津波(1896年津波高46m)に襲われ、姉吉で多くの犠牲者を出した事を教訓に建立された
以来この地区ではこの碑より下側に住宅は建てられていない
そのため東日本大震災(2011年・津波高39m)発生時に人的被害がなかった
宮古市重茂(おもえ)姉吉地区の津波到達標識(東日本大震災後に建てられた)

 
岩手県大船渡市・東日本大震災時に襲った津波到達水位標識

山村武彦の「津波・洪水 防災三か条
1、「グラッときたら、津波警報!津波・洪水逃げるが勝ち!
 地震の揺れを感じたとき、緊急地震速報を見たり聞いたりしたとき、海岸周辺や海岸近くの河川周辺にいたら、津波警報と思って1秒でも早く、1mでも高い高台に避難することです。誰かに言われて避難するのではなく、防災訓練と思って自分が最初の逃げる人になるつもりで避難を開始してください。
 津波や洪水は「早期避難に勝る対策無し」「津波や洪水は逃げるが勝ち」です。小さな揺れだからといって油断せず、ラジオやテレビで情報を確認してください。明治三陸地震津波のときは「震度3」の小さな揺れでしたが、その30分後に大津波が襲ってきて2万人以上が犠牲になりました。地震後、大声で「津波が来るぞー、早く逃げろー」と大声を上げながら駆け足で逃げてください。人は誰かが逃げるとつられて逃げるものです。あなたの声が「津波警報なのです」
2、「俗説を信じず、最悪を想定して行動せよ」
 津波はいつも同じパターンで同じ場所を襲って来るとは限りません。一度引いてから押し寄せてくる津波もあれば、いきなり高波が襲ってくる場合もあります。また、前回襲われなかった海岸が大津波に襲われたこともありますので、常に最悪を考えて行動すべきです。「波が引いてから津波が来る」とか「ここは過拠テ波がきたことがない」などの俗説を信じてはいけないのです。防災訓練と思って声を上げながら、駆け足で避難してください。

3、「健常者は車は使わず・遠くより、高く、一度避難したら戻らない」
 「津波は高台へ逃げるが勝ち」、しかし海岸付近にいて、高台まで避難できそうもないときは、ビルの4階以上に避難させてもらうことです。地域によっては海岸線にあるビルの協力を得て津波避難ビルとしたり、津波シェルターを設置しています。車で避難するのは条件付きで危険です。北海道南西沖地震(1993年)のとき、奥尻島では車で避難しようとした人たちが続出し、狭い道路が渋滞しているときに津波に襲われ、ヤごと津波に飲み込まれ多くの犠牲者を出しました。(しかし、高齢者や障害メは短條ヤに高台に避難するには車しかありません。ですから健常者は極力駆け足で避難して要援護者の車が渋滞しないように心掛けてほしいと思います)。いったん避難
したら、第1波が小さかったからといって自宅へ戻ったりしないことです。津波は繰り返し襲ってきます。警報が解除されるまでは「念のため避難」を続けましょう。

 津波被害を防ぐには「早期避難に勝る対策は無い」と言われます。しかし、人は忘れる動物です・いつ津波に襲われても良いように日ごろからの津波に対する警戒と啓発が重要です。そこで、津波災害防災対策の一環として防災システム研究所が調査した全国の津波防災表ヲ板と、ご投稿いただいた画像を紹介します。形だけの注意標識、風化して文字も判然としない標識もあります。近くにある津波注意標識をもう一度見直し、維持管理・整備促進が重要です。
津波の知識稲村の火北海道南西沖地震スマトラ沖地震チリ地震津波山村武彦東日本大震災

 
和歌山県海南市・JR海南駅前の津波警戒標識(2012年9月・画像提供:森 利造様)

2012年8月・土佐清水市にて撮影
南海トラフ地震で土佐清水市には30メートルを超える津波襲来想定が発表された
従来の津波避難タワー(高さ約12m)も浸水すると想定される

土佐清水市(2012年8月)
地震対策用街頭設置消火器ボックスに貼られた海抜表示板(品川区)

6カ国語で書かれた津波避難施設表示板(品川区)

沖縄県那覇市内

沖縄県北谷町(ちゃたんちょう)の標識

沖縄県嘉手納町(かでなちょう)の海抜表示と津波避難ビル標識

羽田空港・津波注意標識

徳島空港の標識

沖縄県・那覇空港

錆びない樹脂バンドが使用されている大阪市の避難場所標識/4カ国語(画像提供:㈱須田製作所 大石氏)


津波避難場所(築山)/沼津市




アメリカ西海岸の津波表示板(避難経路)

ハワイ島の津波避難エリア標識
ハワイ島ヒロ地区の津波避難区域標識

 
3カ国語で書かれた標識(高知市)

 
上と下の標ッ画像は㈱須田製作所・大石孝幸様から寄せられたもの
九州地方における標識の電柱固定には同社の樹脂バンドが多く使用されているとのこと
海に近い場所では発錆の心配のない樹脂バンドが最適である
須田製作所様のホームページ参照 http://www.sudass.co.jp/product/rasin/
 

千葉県銚子のウォッセ21の前で見つけました。(画像提供:舟橋様)


北海道釧路市


チリ地震津波は3.4mでしたが、東日本大震災で気仙沼は10mを超える津波に襲われた/この標ッは2010年2撃ノ撮影

陸前高田sの高田の松原にあった標識、東日本大震災では7万本の松が流された/この標識は震災前の2010年に撮影
標識に書かれた避難場所・市民体育館に避難した多くの人たちが犠牲になった。この標識も松も流された


宮城県女川町
震災前の女川町・東日本大震災で建物も標ッも流されてしまった/この標識は震災前のは2010年2月に撮影


岩手県陸前高田市高田松原のチリ地震津波水位標識・震災前の2010年に撮影/東日本大震災で松林も電柱も流され、今はもう何も残っていない

 
岩手県宮古市田老地区(2010年B影)



宮城県気仙沼市唐桑

山村武彦の「津波・洪水 防災三か条」
1、「グラッときたら、津波警報!津波・洪水逃げるが勝ち!
 地震の揺れを感じたとき、緊急地震速報を見たり聞いたりしたとき、海岸周辺や海岸近くの河川周辺にいたら、津波警報と思って1秒でも早く、1mでも高い高台に避難することです。誰かに言われて避難するのではなく、防災訓練と思って自分が最初の逃げる人になるつもりで避難を開nしてください。
 津波や洪水は「早期避難に勝る対策無し」「津波や洪水は逃げるが勝ち」です。小さな揺れだからといって油断せず、ラジオやテレビで情報を確認してください。明治三陸地震津波のときは「震度3」の小さな揺れでしたが、その30分後に大津波が襲ってきて2万人以上が犠牲になりました。地震後、大声で「津波が来るぞー、早く逃げろー」と大声を上げながら駆け足で逃げてください。人は誰かが逃げるとつられて逃げるものです。あなたの声が「津波警報なのです」
2、
「俗説を信じず、最悪を想定して行動せよ」
 津波はいつも同じパターンで同じ場所を襲って来るとは限りません。一度引いてから押し寄せてくる津波もあれば、いきなり高波が襲ってくる場合もあります。また、前回襲われなかった海岸が大津波に襲われたこともありますので、常に最悪を考えて行動すべきです。「波が引いてから津波が来る」とか「ここは過拠津波がきたことがない」などの俗説を信じてはいけないのです。防災訓練と思って大声を上げながら、駆け足で避難してください。

3、「健常者は車は使わず・遠くより、高く、一度避難したら戻らない」
 「津波は高台へ逃げるが勝ち」、しかし海岸付近にいて、高台まで避難できそうもないときは、ビルの4階以上に避難させてもらうことです。地域によっては海岸線にあるビルの協力を得て津波避難ビルとしたり、津波シェルターを設置しています。車で避難するのは条件付きで危険です。北海道南西沖地震(1993年)のとき、奥尻島では車で避難しようとした人たちが続出し、狭い道路が渋滞しているときに津波に襲われ、車ごと津波に飲み込まれ多くの犠牲者を出しました。(しかし、高齢者や障害メは短條ヤに高台に避難するには車しかありません。ですから健常者は極力駆け足で避難して要援護者の車が渋滞しないように心掛けてほしいと思います)。
いったん避難したら、第1波が小さかったからといって自宅へ戻ったりしないことです。津波は繰り返し襲ってきます。警報が解除されるまでは「念のため避難」を続けましょう。

 |津波の知識稲村の火北海道南西沖地震スマトラ沖地震山村武彦防災講演

 
南三陸町志津川(海に近い津波避難ビルは4階建、東日本大震災で屋上まで津波に襲われた)



江の島海岸に設置されている津波(気象)情報・電光表示盤(画像提供/鎌倉市議会議員:松中健 様)



見えない津波標識(伊東市)


和歌山市ではライオンズクラブが海抜表示板を設置(画像提供:森 利造様)
大阪府堺市の標識(画像提供:森 利造様)







和歌山県広川町・稲村の火広場

和歌山県印南町津波避難タワー(南海トラフ地震では水没すると言われている)




和歌山県湯浅町(中学生の手作り標識) 

 

 

 

 

 

 
 地震イコール津波警報と思って、揺れを感じたら直ちに高台に避難するか、海岸から少しでも離れることです。万一高台に避難できない場合は、鉄筋コンクリートの4階以上に避難することです。過拒ス数の津波災害調査をしてきて感じるのは、日本は四方を海に囲まれているにもかかわらず、津波に対して無防備だということです。「稲むらの火」のように学校教育でも津波に対するカリキュラムが必要と思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お願い:お近くの防災標識(津波・避難場所・その他防災にかかわる表示板等)がありましたら、防災意識啓発のために
映像を次のメールアドレス(kouen@bo-sai.co.jp)あてにお送りください。検討の上、本サイトに掲載させていただきます。


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