緊急情報!

古い消火器の破裂死亡事故が連続発生
平成13年3月4日午前9時過ぎ、名古屋市千種区に住む79才の男性が、自宅の庭に保管してあった消火器を廃棄するために消火薬剤を放出しようとした所、消火器本体の底部の錆びている部分から突然ガスが噴出、その反動で消火器本体が顔面を直撃、病院に搬送されたが外傷性頭蓋出血のため死亡した。
この消火器は1979年に製造された薬剤重量6Kgの20型と呼ばれる消火器で、既に22年も経過している古い消火器で、長年納屋に放置されていたもので底部がかなり腐食していた。
 
 平成13年4月22日午後1時過ぎ、北海道帯広市の64歳の男性が家の近くの雑草が燃えていて、堆肥に燃え移ったため、消火器で消そうとしたが、放出しないので調べていたところ、消火器底面が腐食していたため底が抜け、はずみで消火器本体が顔面を直撃、病院に搬送されたが4日後に死亡した。
この消火器は1977年製造の古い消火器で、知人から貰い受け、長年放置されていたもの。
破裂した消火器は、底部の溶接部分がかなりひどく腐食していた。
消火器工業会で示している容器の耐用年数は、きちんと保管していても8年としているが、破裂した消火器はいずれも20年以上放置されたままで、最近点検された痕跡はない。ABC粉末消火器の多くは、加圧式でハンドルを握ると中に入っている加圧ボンベの封版が破れ、本体容器内に一瞬にして高圧がかかる。いわば耐圧容器なのだが、錆び等があるとそうしたところがもろくなっていて破裂事故につながる。消火器は専門家(消防設備士など)に定期的に点検してもらい、万一錆び等が出ていたら絶対使用してはならない。廃棄するときも専門店に連絡が必要。
過去の消火器破裂事故防災システム研究所災害写真

消火器一口メモ/防災アドバイザー山村武彦

 
 消火器本体容器の耐用年数は、一応8年とされています(消火器工業会)が、雨ざらしの所や、厨房など湿気の多いところに設置していると容器が錆びてきますし、操作機能にも影響を与えます。破裂事故の原因となっている消火器は、ほとんど点検もされず、永年放置された古い消火器に集中しています。

消火器の設置場所としての注意
1、直射日光の当たらない場所
2、雨水や湿気の少ない場所
3、1.5m以下の誰でもが目にしやすい場所で、取りやすい場所

消火器点検の注意
1、容器が錆びていたり、古くなったら絶対使用しないで、業者に交換してもらう
2、古い不要消火器は放置せず、使用禁止のシールを貼り処理業者に依頼する
3、消火器の点検は消防設備士の資格をもった専門業者に依頼する

ともかく、古くなったら消火器は新しいものと交換することです
消火器は毎年点検し、古くなったら新しい消火器と交換しておきましょう 



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