山村武彦プロフィール
 防災・危機管理アドバイザー山村武彦
主なプロフィール
 1943年、東京都出身。1964年、新潟地震でのボラン ティア活動を契機に、防災・危機管理のシンクタンク 「防災システム研究所合同会社」を設立。以来50年以上にわた り、世界中で発生する災害の現地調査を実施。報道番 組での解説や日本各地での講演(3000回以上)、執筆活動提言などを通じ、防災意識の啓発に取り組む。また、 多くの企業や自治体の防災アドバイザーを歴任し、BCP(事業継続計画)や防災マニュアルの策定など、災害に強い 企業、社会、街づくりに携わる。実践的防災・危機管理 の第一人者。 座右の銘は「真実と教訓は、現場にあ り」。著書は「台風防災の新常識」(戎光祥出版)、「感染症×大規模災害 実践的 分散避難と 避難所運営」(ぎょうせい)など多数。


近年の現地調査実績
2020年:令和2年7月豪雨、新型コロナウイルス感染症・パンデ ミック大規模災害、2019年:オーストラリア大規模森林火災、令和元年東日本台風(台風 19号)、令和元年房総半島台風(台風15号)、京都アニメーション放火事件、2018年:イ ンドネシア・スンダ海峡津波、インドネシア・スラウェシ島地震、北海道胆振東部地震、平 成30年7月豪雨(西日本豪雨)災害、大阪府北部地震、JR東海道新幹線殺傷事件、米 ハワイ島キラウエア火山噴火、中津市耶馬渓町土砂災害、台湾東部地震、2017年:米 カリフォルニア山火事、韓国民防衛・ミサイル危機、九州北部豪雨災害、2016年:糸魚 川大火、鳥取県中部地震、岩泉町水害、熊本地震、スキーバス転落事故、2015年:関 東・東北豪雨災害、千葉市竜巻、米カリフォルニア山火事、ネパール地震、2014年:長 野県神城断層地震、広島市土砂災害、2013年:フィリピン台風第30号災害、伊豆大島 土砂災害、米オクラホマ竜巻、浜松市春野町地すべり災害、2012年:九州北部豪雨災 害、茨城・栃木竜巻、京都宇治市豪雨災害、桜島爆発的噴火、2011年:東日本大震災、 ニュージーランド・カンタベリー地震、新燃岳噴火、2010年:奄美豪雨災害、2009年:イ ンドネシア・スマトラ沖地震、兵庫県佐用町水害、防府市豪雨、群馬県館林竜巻災害、 オーストラリア大規模森林火災、中国九州北部豪雨(山口豪雨)災害、新型インフルエ ンザパニック、鶴岡市大網七五三掛地区・地すべり災害、2008年:岩手・宮城内陸地震、 中国・四川大地震、富山県入善町高波災害、2007年:中越沖地震、能登半島地震、三 重県北部地震、など計300カ所以上。

提唱
「近助」「互近助」「防災隣組」「スマート防災」「安全ゾーン」「災害予防訓練」「防災用品点検の日」
「防災井戸端会議」「地震発生時の心得と退避行動」「在宅避難」「在宅避難生活訓練」「分散避難」など
☆作詞♪互近助さんの歌
歴任した主な役職
消防庁防災訓練活性化研究会委員、研究開発型企業連絡会議議長、関東学院大学非常勤講師、防災評価委員会幹事等

所属・歴任
日本災害情報学会、地域安全学会、消防庁防災訓練活性化研究会、災害時要援護者避難支援研究会など

山村の文章、教科書に掲載
 2021年4月、中学一年生の現代国語1の教科書(三省堂)に山村武彦の文章が掲載されました。タイトルは「『みんなでいるから大丈夫』の怖さ」です。
 この文章は拙著「新・人は皆『自分だけは死なない』と思っている」(宝島社)から転載されたものです。主な内容は、火災報知器が鳴って煙が充満した時、人はどんな行動を取るかを実験したものです。1人でいるときは、異変を感じると何らかの行動を起こすのですが、大勢でいると、みんなが行動を起こさないと自分も行動を起こさない場合が多くあります。それを「集団同調性バイアス」といいます。みんなでいる安心もありますが、一方でみんながいるから危険に流されることもあるという、防災・危機管理の基礎を述べたものです。


受賞歴
永年の現地調査から、発災時には救出・救助活動に使用できる手近な電源の必要性を痛感し非常電源の研究・開発に参画。開発コンセプトは発災時の停電による混乱防止、救助救出活動に役立つコンパクトで長時間バックアップできる屋外自立型の小型発電機。開発された技術は公開された。その後、全国の主要交差点にこの小型非常電源(交通信号機用発電機)が設置されるようになり、豪雪停電や強風停電時を始め、東日本大震災発生時には救助活動や計画停電対策にも大いに寄与したといわれる。1995年、科学技術振興功績者として科学技術庁長官賞を受賞。

主なメディア出演
NHK:「ニュースウオッチ9」「ゆうどきネットワーク」、TBSテレビ:「ニュース23 」「ひるおび」「あさチャン」、テレビ朝日:「ワイドスクランブル」「やじうまプラス」、日本テレビ:「ズームインサタディ」「ザ・サンデー」
フジテレビ:「みんなのニュース」「めざましテレビ」、海外紙:ル・モンド(仏)、ニューヨークタイムス(米)
海外テレビ:BBCテレビ(英)、CNNテレビ(米)等

主な著書
「台風防災の新常識」(戎光祥出版)(2020年10月)
「感染症×大規模災害 実践的分散避難と避難所運営」(ぎょうせい)(2020年8月)
「災害に強いまちづくりは『互近助の力』隣人と仲良くする勇気」(ぎょうせい)(2019年9月)
「『現場に学ぶ』防災術」(NHKマル得マガジン)(2019年2月)
「みんなの防災えほん」(たのしいちしきえほん)(PHP研究所)(2017年8月
「南三陸町『屋上の円陣』防災対策庁舎からの無言の教訓」(ぎょうせい)(2017年7月)
「災害から命を守る準備と行動・スマート防災」(ぎょうせい)(2016年3月)
「みんなの防災事典」(PHP研究所)(2015年5月)
「新・人は皆『自分だけは死なない』と思っている」(宝島社)(2015年4月)
「近くの人が近くの人を助ける、近助の精神と防災隣組」(きんざい)
「富士山の噴火は始まっている」木村政昭氏との共著(宝島社)
「防災・危機管理の再点検‐進化するBCP(事業継続計画)」(きんざい)

これだけは知っておきたい「山村流 災害・防災用語事典」(ぎょうせい)
「目からウロコの防災新常識」(ぎょうせい)
「感染弱者のための新型インフルエンザ対策」(アニカ)
「防災格言・命を守る百の戒め」(ぎょうせい)
「災害に強い企業をつくる「事業継続計画(BCP)の取組と留意点」(りそな総合研究所)
「非常本」(アニカ) 
「中小企業に役立つ事業継続計画」(日本商工経済研究所)
「マル得マガジン・我が家の防災対策・DVD」(NHKエデュケーション) 
「本当に使える企業防災・危機管理マニュアルのつくり方・災害現場からみつめたBCP」(きんざい) 
「大震災発生!公的支援がくるまでの200時間生き延びる知識と知恵」(小学館) 
「人は皆「自分だけは死なない」と思っている防災心理学」(宝島社)
「大震災!これなら生き残れる」(朝日新聞社) 
「不安列島、闘う防災術」(銀河出版) 
「大地震!そのときどうする!」(五月書房) 
「我が家の防災手帳」(銀河出版) 
「大地震、今日からできる生活革命」(五月書房)など

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