防災システム研究所防災アドバイザー災害現場に学ぶ防災講演会実績


炭疽菌テロ事件(炭そ菌)炭疽病


アメリカ炭疽菌事件 Anthrax cases (2001年11月9日更新)

危篤だったニューヨークの女性、肺炭疽で死亡(炭疽菌による死者4人となる)
 肺炭疽(たんそ)を発症し危篤状態になっていたニューヨークの病院職員の女性(61)が31日、死亡した。炭疽での死者は、フロリダの新聞編集者、ワシントンの郵便職員2人に次いで、4人目。
郵便、報道関係以外に初の死者が出たことに加え、感染源がはっきりしないことで、米国内では衝撃が広がっている


 死亡したのは、同市北部のブロンクス区に住むキャシー・グエンさん(61)左の写真。外来専門の「マンハッタン眼科・耳鼻咽喉科病院」で、地下にある医療器具保管室に勤務していた。郵便物を直接扱うわけではないが、職場は病院の郵便集配室近くにあったという。

キャシー・グエンさんは、25日(木)に筋肉痛などの症状を訴え、28日(日)に市内のレノックスヒル病院に入院し、31日(水)午前1時16分に肺炭疽で死亡した。筋肉痛などの異常を訴えてから6日目で無念の死を迎えた。
グエンさんはこれまでの発症者と違い、郵便物とのはっきりした関係がない。入院した際にはすでに重体で、感染源などを質問することもできなかった。同僚などに不審な郵便物に触れたことがなかったかを尋ね、感染経路を特定するしかないが、かなり難航しそう
。その後、キャシーさんの自宅や職場を調査したが現段階で炭疽菌は発見されていない。感染経路などは謎に包まれている。



亡くなる数時間前、警察・消防電話911に助けを求めていた
肺炭疽(たんそ)を発症して死亡したワシントンの郵便局員が、亡くなる数時間前、「炭疽にかかったみたいだ」と911(警察、消防用の緊急電話番号)に、助けを求めていた会話の録音テープが明らかになった。会話の中でこの局員は、1週間前に同僚が白い粉の入った手紙を扱ったと話している。911電話のテープは、ワシントンのテレビ局が入手して放送された。現在、郵便当局が内容を詳しく調べている。電話をかけたのは、10月21日に死亡したワシントン・ブレントウッド郵便局の職員トーマス・モリス・ジュニアさん(55)左の写真。同郵便局は連邦議会あての郵便物を扱っており、ダシュル上院院内総務の事務所に届いた炭疽菌入りの封書もここを通過した。モリスさんとほぼ同時に、もう1人の局員も肺炭疽で死亡している。 10月21日朝の911電話の中で、モリスさんは「息がとても苦しい。胸が締め付けられるようだ」「起き上がっていると、気を失ってしまいそうだ」と症状を訴え、救急車を求めた。



炭疽菌テロ世界各地に広がる様相(11月3日)
 郵便物を使った炭疽(たんそ)菌テロが、世界各地に広がる様相をみせてきた。11月2日、ドイツ、パキスタン、インドで、菌入りが疑われる郵便物が見つかった。ドイツとパキスタンでは最終確認はまだだが、インドでは州政府当局者が「菌が検出された」と発表している。米国と海外の米国施設以外での菌確認は初めて。
インド・マハラシュトラ州副知事あての手紙から炭疽菌検出
インド西部のマハラシュトラ州の保健当局者は2日、同州副知事の事務所で10月24日に見つかった白い粉の入った封筒から、炭疽菌が検出されたと明らかにした。事務所の職員への感染は確認されていない。
パキスタン・カラチの新聞社で炭疽菌検出
パキスタン最大のウルドゥー語紙「ジャング」は2日、カラチの本社に届いた手紙から炭疽菌が検出されたことを明らかにした。しかし、パキスタン政府はこの報道を確認していない。
 ジャング社によると10月23日、カラチ本社に白い粉末の入った封筒が届けられた。「あなたたちへ炭疽菌の贈り物」などと書かれた手紙が同封されていたため、社内の医師があらかじめ準備してあった抗生物質を開封した職員にすぐに投与した。地元の大学病院で白い粉を分析したところ、31日に炭疽菌と確認された。
同紙では郵便物を開けた2階の部屋を閉鎖し、入念な消毒作業にあたっている。紙面の発行には影響が出ていないという。 ジャング紙はパキスタンで最大級の部数を誇る有力紙で、親政府的とされる。同紙のザヒド・ハッサン編集責任者は「アフガニスタンとの関係ははっきりしないが、タリバーンは最近パキスタン批判を強めているだけに、何者かが新聞社を狙ったのではないか」と話している。差出人は、社会福祉団体名。
パキスタンではコンピューター関連会社への手紙でも炭疽菌が検出されたとの情報がある。

ドイツで炭疽菌は発見されなかったと発表(11月5日)
ドイツでは2箇所で炭疽菌か?と言う報道があったが、シュミット保健相は2日夜、緊急記者会見し、東部テューリンゲン州ルドルシュタット市の公共職業安定所あての手紙の予備検査で炭疽(たんそ)菌の陽性反応が出た問題について、最終検査の結果、菌は検出されなかったと発表した。検査したロベルト・コッホ研究所のクルト所長も「精密検査を続けるが、98%炭疽菌ではない」と危険性がないことを強調した。分子構造が炭疸菌に似た一般的な細菌の可能性が極めて強いという。
一方、シュレスウィヒホルシュタイン州での炭疸菌騒ぎは、ドイツ国内に住む男性(30)の悪質ないたずらであることが分かった。同州の検察当局が男性を逮捕された。

米国一般市民にも炭疽菌による発症が広がる

 
米ニュージャージー州保健当局は29日、同州ハミルトンに住む女性(51)が皮膚炭疽(たんそ)に感染し、治療を受けていると発表した。米議会や報道機関、郵便局とは無関係の一般市民の発症は初めて。
この女性が勤務する会計士事務所は、すでに炭疽菌が見つかっているハミルトンの郵便集配局のそばにあるが、女性は特に郵便物を扱う仕事はしていなかったという。17日ごろ額に異変が現れて入院。退院翌日の29日、生体組織検査の結果が出て、感染が確認された。

またワシントンでは同日、連邦最高裁、国務省、食品医薬品局の3施設の本館や本庁舎郵便室から炭疽菌が検出された。ワシントン中心部の政府機関本館の炭疽菌汚染が見つかったのは初めて。農務省別館の郵便室でも陽性反応が出て、首都での炭疽菌汚染は一層拡大している。菌はいずれも微量とされ、ブッシュ大統領は菌発見後、国務省での会合に予定通り出席した。また在ペルー米大使館では国務省から25日届いた六つの書類入れの一つから菌が検出された。
炭疽菌汚染アメリカ中西部にも拡がる
米食品医薬品局(FDA)は1日、ワシントン郊外のメリーランド州ロックビルにある本局舎など4カ所の郵便集配室が炭疽(たんそ)菌に汚染されている可能性があると発表した。予備検査の結果で、引き続き精密検査を行っている。4カ所はいずれもメリーランド州にある。感染源など詳しいことは分かっていない。
また、ミズーリ州カンザスシティーの郵便関連施設で1日、炭疽菌汚染が確認された。炭疽での死者が出たワシントンのブレントウッド郵便センターからの郵便物に菌が付着していたとみられる。約200人の職員に今のところ感染者は見つかっていない。また、
インディアナ州インディアナポリスの郵便関連施設でも炭疽菌が検出された。炭疽菌汚染は米中西部にも広がり始めた。

デラウェア州の郵便局でも職員が発症
ホワイトハウスのフライシャー報道官は31日、デラウェア州の郵便職員が皮膚炭疽(たんそ)で治療を受けていることを明らかにした。ニュージャージー州でも新たに郵便職員の男性が皮膚炭疽を発症した疑いが出ている。 デラウェア州での感染経路など詳しいことは分かっていない。職員は、すでに抗生物質「シプロキサン」(一般名・シプロフロキサシン)の治療を受けているという。
ニュージャージー州での新たな発症とみられる男性はデラウェア州境のカムデンに近い郵便局に勤務している。抗生物質の治療を受け、順調に回復しているという。
双方の郵便局とも、これまでに局員が炭疽を発症したニュージャージ州の州都ハミルトンから50キロ以上離れている


 
  炭疽菌が送られてきた封筒
左の写真は、FBIが公表した炭疽菌入りの手紙2通これはNBCと上院院内総務に送られたもので筆跡が酷似、消印は共にニュージャージー州トレントンになっていて、犯人は同一人の疑いが濃い。NBC宛消印は9月18日付け、院内総務宛は10月8日付け画像をクリックすると、少し大きな画像が見られます
 
 疑わしい手紙等を受け取った場合の対処法
 
米国内の様々な地域で、多くの施設が炭疽菌による脅迫の書簡を受け取っています。 ほとんどは空の封筒ですが、粉状の物質を含んでいることもあります。「炭疽菌」脅迫メメッセージの記された封筒や、疑わしい書簡や小包などの対処法米国厚生省疾病管理・予防センター(CDC)から示されています 





 米国司法省は10月23日、炭疽菌封筒に入っていた手紙公開

 米ワシントンのホワイトハウスへ送られてきた郵便を検査して仕分けする施設で23日、炭疽(たんそ)菌の陽性反応が出たと、ライシャー大統領報道官が発表した。この郵便施設はホワイトハウスから数キロ離れた軍事施設の中にある。郵便室で使われている封筒自動開封機から、炭疽菌が検出された。汚染された郵便物は発見されていない。米司法省は23日、ダシュル上院院内総務と、ニューヨークのNBC、ニューヨーク・ポスト紙に届いた炭疽菌入り手紙を公開した。すでに上の写真のように封筒は公開れていたが、手紙についても、筆跡・書体が酷似していることが明確になった。3通の手紙はいずれも、右上に「09-11-01」と、米国で同時多発テロ事件が起きた日付が書かれている。文面にはいずれも、「アメリカに死を」「イスラエルに死を」「アラーは偉大なり」などと書かれている。

 左の写真はダシュル上院院内総務に送られた手紙



ワシントンの米国議会、国務省、連邦最高裁、厚生省、農務省、司法省、食品医薬局などでも炭疽菌
 
ワシントンにある米議会や連邦政府の省庁舎で相次いで炭疽(たんそ)菌の陽性反応が出ている問題で、新たに連邦最高裁本館、厚生省庁舎、国務省本庁舎でも陽性反応が出ていることが29日、判明した。
厚生省が入居する「コーエンビル」で予備検査の結果が明らかになり、陽性反応が出た。このビルにはラジオ局「ボイス・オブ・アメリカ」や食品医薬局も入居している。
最高裁では本館の地下にある郵便室で陽性反応が出た。最高裁では10月26日、本館とは別の場所にある郵便検査施設で炭疽菌の陽性反応が出ていたが、本館で陽性反応は初めて。米復員軍人省が11月3日、ワシントンにある復員軍人医療センターの郵便集配室で、炭疽(たんそ)菌が検出されたと発表した。
国務省でも本庁舎で炭疽菌の痕跡が発見された。ワシントン郊外の別館にある郵便室で働く職員が肺炭疽を発症しているが、本庁舎で菌が発見されたのは初めて。また、ペルーの米大使館行きの郵便袋の中からも陽性反応が
炭疽菌事件の犯人情報提供者に100万ドルの賞金

 十九日付の米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は、米国で相次ぐ炭疽(たんそ)菌事件を受けて、米政府当局は炭疽菌事件の犯人に関する情報を提供した者には百万ドルの懸賞金を出す用意があると報じた。アシュクロフト司法長官らが語ったもので、懸賞金は炭疽菌がどこから来て、だれがなぜ郵送したのか、送られた郵便物は米中枢同時テロ事件と何らかの関連があるかどうか、などが分からないため設けたという。
これまでに炭疽菌が発見、発症した地域

 フロリダ州ボカラトン「アメリカン・メディア」社、同社男性カメラマン(63才)死亡、ニューヨークマンハッタンNBCテレビ、ネバダ州リノマイクロソフト社の子会社、
ワシントン州米上院民主党のトーマス・ダシュル院内総務の事務所、フロリダ州ボカラトン郵便集配所、ニューヨーク州ABCテレビのプロデューサーの赤ちゃん感染、ワシントン州下院議員会館、CBSテレビ社、ニューヨーク・ポスト社、ワシントンのブレントウッド郵便局員2人死亡、ワシントン連邦議会、ワシントン国務省、バージニア州スターリング郵便集配所、ニュージャージー州郵便集配所、ワシントン最高裁判所、ワシントン州米国厚生省、ニューヨークマンハッタン耳鼻咽喉病院勤務女性死亡、ニュージャージー州会計事務所で一般人が発症、ニュージャージー州ハミルトン、同ウェスト・トレントン集配所、デラウェア州郵便局、メリーランド州郵便集配所、ミズリー州カンザスシティ郵便施設、インディアナ州インディアナポリス郵便施設など。また、米国国務省は10月31日、同省からリトアニアの米国大使館に送られた郵便袋の初期検査で、炭疽菌の陽性反応が出たと発表した。検査結果が確定すれば、欧州初の検出例となる。


防塵、防毒マスクが売れている
 



 炭疽菌テロ事件発生以降,防毒マスクが売れています。
 炭疽菌を吸い込んで肺炭疽になったケースで死者が出ていることも影響していると
 みられ、日本国内でも企業や一般の人がいざっというときに備えて備蓄しようとして
 います。粉末状の炭疽菌であれば防塵マスクで間に合いますが、その他のガスな
 どを考えて防毒マスクを求める人も多いようだ。
 





炭疽菌に関わる一般論
(詳しくは、専門研究所、病院、医師、薬剤師等にご相談ください)

 炭疽菌は長さ数ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)程度の細長い形をした大型 
 の細菌で、家畜などの動物と人に共通して感染する性質を持つ。 いったん「芽胞」と
 いう一種の胞子になってしまうと、乾燥や熱、紫外線にも耐え、約60年間も土中に
 生存したという記録もある。通常は、動物がこの芽胞を食べることで発病し、敗血症
 を起こして死亡する。この時に出血して死体が黒く見えることから「炭疽」の名前がつ
 いた。かつては米国、英国など、多くの国が研究し、1979年に旧ソ連の軍事研究
 施設から菌が漏れ、68人が死亡する事故が起きたこともあった。

 
写真は国立感染症研究所ホームページより

炭疽菌とは?

 皮膚から感染した場合は、感染した部位が黒く変色することから、炭疽菌と呼ばれます。
潜伏期間は感染経路や状況によっても二日〜数週間と、人によってその発症の期間は異なるといわれています。最も致死率が高いのは、肺に感染した場合で、呼吸困難、高熱などを引き起こす炭疽病に発展する。感染初期に抗生物質シプロフロキサシン(商品名『シプロ』やペニシリンなどの抗生物質を大量に投与すれば治療は可能だが、発見や治療が遅れて肺に感染した場合は、100%近い確率で死亡することが知られています。
 炭疽菌は、胞子状
の伝染病原菌で、元々は土の中や感染した動物の排泄物の中などに存在します。牛、羊、山羊などの家畜に多く発生しますが、通常は炭疽が存在し、感染した動物や家畜やその肉などに接触する農業地帯の人がかかりやすいとされていますが、細菌兵器としても研究され、今回は卑劣なテロリストが人為的に使用したものと推定されています。炭そとは炭疽菌が引き起こす急逝の感染症、。人間へ感染する場合と主な症状は次の三つです。

1、皮膚の傷口から体内に入る場合(皮膚炭そ)
 過去の感染例の95%を占める。最初は虫刺されに似たかゆみを伴う腫れ物ができますが、まもなく直径1センチ〜3センチほどの潰瘍に変わる。潰瘍は痛みがなく、中心に黒い点があることが多い。周囲のリンパ腺が腫れることもある。放置した場合の死亡率は20%といわれている。

2、菌に汚染された食物などから消化器系に入る場合(腸炭そ) 
 腸炭そは、腸管の腫れが特徴で、初期には吐き気や食欲不振、嘔吐、発熱などの症状がでて、その後腹痛、吐血、下血などが起きる。放置した場合の死亡率は25〜60%といわれている。

3、空気中に漂う微粒子などを吸い込んで肺に入る場合(肺炭そ)

 肺に入った場合は、風邪に似た症状から始まり、数日後に激しい呼吸困難やショック症状が起き、放置した場合の死亡率はかなり高いといわれている。




炭疽菌への感染を判別できる診断薬としては、日本ビオメリュ−の「アビ50CH」、日本ビオメリュ−は、フランスの診断薬メーカーの日本法人。肺炭そにも有効と言われる、抗生物質シプロフロキサシン(商品名「シプロ」左の写真)は、炭疽菌を吸入してしまった場合の用量は、大人で1回500ミリグラム、12時間ごとに60日間の服用が推奨されている。この薬をオンラインで販売しているバーチャルメディカルグループ・コム社では、1錠5ドルから7ドルでシプロの錠剤を販売している。この価格は、バーチャル医師との相談料金を含めた値段だが、アメリカでは注文が殺到しているとの事。一方日本国内では、炭疽に効果があるといわれる抗生物質には、明治製薬の「ビクシ
リン」、万有製薬lなどの「結晶ペニシリンGカリウム」、日本ワイスレダリ−の「アクロマイシン」などがある。
(炭疽菌等に関わる病気や薬については、どんなことでも自分で判断せず、きちんとした病院、医師等に相談してさい)



米国政府は炭疽菌治療用抗生物質を1億錠購入する予定
米政府は24日、炭疽(たんそ)の治療に使われる抗生物質「シプロキサン」(一般名・シプロフロキサシン)を1錠あたり95セント(約116円)で、ドイツの大手製薬会社バイエルAGから購入することで同意したことを明らかにした。まず1億錠を購入する予定だ。米厚生省によると、当初は1錠あたり1ドル77セントで交渉が進められていたが、バイエルが値下げに応じた。米国政府で現在シプロは、186万人分の治療に使える量が確保されているが、米議会からは、同薬のパテントを持つドイツ・バイエル社以外でも安い複製薬を製造することを認めるべきだとの声が上がっている。米国内では、炭疽治療用の抗生物質としては、シプロのほか「ドキシサイクリン」と「ペニシリン」(いずれも一般名)が認可されている。
米国保険当局は、炭疽菌予防措置抗生物質を切り替え
ワシントンの保健当局は10月28日、炭疽(たんそ)菌感染が疑われる場合に予防措置として処方する抗生物質を、これまでのシプロフロキサシン(商品名・シプロキサン)からドキシサイクリンという種類に切り替える方針を明らかにした。同じ種類の抗生物質を長期にわたって多用すると、その抗生物質が効かない「耐性菌」の出現を招くおそれがあるためだ。

炭疽菌に関する治療法・Q&A等に関しては、日本医師会のホームページを参考にして下さい。
日本政府などの対応は(厚生労働省ホームページをご参照ください)。

企業などは危機管理体制の強化を
現在のところ、日本で炭疽菌は発見されていませんので、あまり騒いだり、パニックにならないよう冷静に行動することが大切です。それより、日本は地震や災害が多発する国です、企業などでもテロや災害に備えて、備蓄や危機管理体制の強化と具体的な行動マニュアルを今一度見直す必要があります。


〒106-0032 東京都港区六本木7-17-12-307
Tel:03-5771-6338・Fax:03-5771-6339・メール

トップページへ